管理栄養士を目指している大学生のみなさん!
国家試験対策は4年からやるとして、1~3年生の大学生活は何をやっておくべきなのか、考えていますか?
今回は、キャンパスライフを楽しく充実させるためにも、管理栄養士養成の大学生活の過ごし方についてお伝えできればいいなと思います。
管理栄養士養成大学1年生
まずは、大学生活に慣れることからはじめましょう。
管理栄養士になるために来たんだから勉強がんばるぞ!と意気込むのもいいですが、日々の授業はしっかり受けつつ、友達と遊んだり、サークル活動に参加してみたり、社会経験としてバイトをするのもいいでしょう。
また、大学の長期休みは2ヶ月と長いので、旅行に行ったり、今しかできない経験をたくさんすること、とにかく大学生活を楽しんでほしいと思います。
社会人になると、大学生の頃のあの時間はすごく貴重だったなと感じることがあります。
管理栄養士養成大学2年生
2年生になると座学だけではなく、学内の調理実習や実験などが増えてくると思います。
化学などよく分からない実験もあると思いますが、授業内容は基礎的な内容が多いと思うので、しっかりと日々の授業を大切に受けてほしいです。
国家試験に関係のない教科もあるとは思いますが、今しか学ぶことのできない貴重な時間です。
そこで得た知識や学びはこの先の人生で、いつ、どこで役に立つかわかりません。
国試でも知識は武器になります。必ず意味があるのだと思って取り組みましょう。
まだまだ、遊びもサークルもバイトもいっぱい楽しめる時期です。
管理栄養士養成大学3年生
3年生になると授業の中で、国家試験の内容に触れることが多くなると思います。また、学内の実習や実験、それに伴うレポート提出、学外での臨地実習もあり、徐々に忙しくなってくる頃だと思います。
この頃からレポート提出に追われていた日々を思い出す…
臨地実習では、管理栄養士がどのような仕事をしているのか、実際に初めて体験することが出来る場です。
保育園、特別養護老人ホーム、病院と様々な施設で管理栄養士としての仕事、立ち位置などその先の就活もイメージしながら、自分はどんなところで働きたいのか、どんな仕事がしたいのか具体的に考えながら取り組んでほしいと思います。
また、国家試験の内容に繋がる部分も多く、知識と実務を結び付けて学ぶことが出来る貴重な実習になってくると思います。一生懸命取り組んで実りのあるものにして頂きたいです。
私は3年生の春休みに友達と早めの卒業旅行に行きました。4年生は国試で忙しくなると見越して、思いっきり遊べる最後の時に行ったので、すごく楽しめました。
卒業研究や就活などが重なってくると中々友達と予定を合わせるのが難しくなってきます。
この時期に行っておくのが私はおすすめ!!ぜひ、友達や家族と海外旅行など計画してみてはどうでしょうか。
管理栄養士養成大学4年生
4年生になると、ここからがいよいよ国家試験対策の時期に差し掛かります。
ですが、国家試験対策だけではなく、忘れてはいけないのが就活もあるということです。
管理栄養士の就活は一般企業に比べて動き出すのが遅いと思いますが、国家試験の勉強と就活、人によっては卒業研究などが重なり、かなり忙しくなります。
授業もほとんどなくなり、時間をどのように使っていくのかが鍵です!
私の場合は、前期はほとんど卒業研究で追われていました。国試対策は、授業と通学の移動時間にやるぐらいで、本腰を入れて勉強し始めたのは、4年生の夏休みからでした。
後期からは、卒業研究のまとめに入りつつ、国試対策をメインに就活も少しずつ動き出しましたが、私は、就職先の希望が病院だった為、求人が出始めるのが遅く、内定をもらったのは2月とギリギリでした。
病院によって、募集の時期は違いますが、冬にかけて出始めることが多く、タイミングを待ちつつ他の就職先も見ていました。なので、病院に就職したいという方はギリギリまで募集はあるということを覚えておいてもいいかもしれません。ですが、国試が疎かになるのが不安という方は、早めに就職先を決めてしまった方がよいでしょう。国家試験に合格しなければ内定取り消しという場合もあります。
まとめ
ここまで、管理栄養士養成の大学生活の送り方をご紹介しました。
大学によってもスケジュールや忙しさ、国試対策の始まる次期など違いはあると思いますが、1~3年生は授業は忙しくても、バイトや友達と遊ぶなど、楽しいキャンパスライフを十分送れますし、それだけの時間もあります。
実際、国試を意識し始めるのは4年生からで間に合います。
大学4年間は、長いようであっという間です。ぜひ、悔いのない楽しい大学生活を送ってください!そして必ず国家試験に合格して管理栄養士になりましょう!!